株式会社　A.BMミツガシ

開催日：平成26年7月5日　実施
主　催：株式会社A.BMミツガシ A.BMミツガシ協力会災害防止協会

• �鰹H山防水　様
• ウィンテック�梶@様
• �鰍g・Ｒファクトリー　様
• ＭＩＧ�梶@様
• 苅部　猛　様
• �居ｬ池防水　様
• 篠崎工業　様
• フキタ防水コンサルタント　様
• �拒ｺ松防水　様
• 芳山防水　様


• アーキヤマデ�梶@様
• �鰍j・Ｃアスカ　様
• 化研マテリアル�梶@様
• �潟^イセイ　様
• ダイテック�梶@様
• �潟_イフレックス　様
• 田島ルーフィング�梶@様
• 白水興産�梶@様
• ﾊｾｶﾞﾜｹﾐｶﾙｼｰﾄ販売�梶@様
• 保土谷バンデックス建材�梶@様

平成26年度の全国安全週間を迎えるにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

• 趣　旨

  全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、「人命尊重」という崇高な基本理念の下、「産業界での自主的な労働災害防止活動を推進し、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的に、一度も中断することなく続けられ、本年で87回目を迎えます。

  この間、労働災害を防止するため、事業場では労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。

  この努力により、平成25年の死亡者数は342名となり、発足当時の2400名から約7分の1にまで減少しています。

  しかしながら、我々の従事する建設業の休業4日以上の死傷者災害は平成23年から3年連続の増加となり、極めて憂慮すべき事態となっています。

  特に、死傷災害で多発傾向にある転倒、切れこすれ、飛来・落下による災害防止への取り組み強化が求められているところです。

  また、消費税増税問題や東京オリンピックに向けたインフラ整備、震災復興など、建設投資が拡大している反面、昨今では、建設業界において若年層就業者の不足、就業者の高齢化、技能労働者の不足などの多くの課題を抱えております。

  このため、工事量の増加とともに労働災害も増加することがないよう、安全衛生水準の一層の向上を図るための対策の強化が重要と考えております。

  安全週間は、熱中症・熱射病が多発する時期でもあり、より一層の安全意識の高揚と労働災害防止理念を活性化する機会でもあります。

  労働災害を防止する為に、経営トップによる強力なリーダーシップを下に関係者が一丸となって職場の安全確保に取りくまれるようお願いいたします。

  平成26年度の全国安全週間は、

  みんなでつなぎ　高まる意識　達成しようゼロ災害

  をスローガンとして展開します。

  この全国安全週間を契機として、それぞれの職場で、労働災害防止の重要性を認識し、安全活動の着実な実行を図ります。



• 期　間

  平成26年7月1日〜7月7日　の一週間。



• 主唱者
  • 厚生労働省
  • 中央労働災害防止協会



• 協賛者
  • 建設業労働災害防止協会
  • 陸上貨物運送事業労働災害防止協会
  • 港湾貨物運送事業労働災害防止協会
  • 林業・木材製造業労働災害防止協会
  • 鉱業労働災害防止協会


協力者
• 関係行政機関
• 地方公共団体
• 安全関係団体
• 全国安全会議
• 地方安全会議
• 労働組合
• 経営者団体



• 実施者

  各事業場。（株式会社Ａ．ＢＭミツガシ及び関連メーカー並びに協力会社全員）



• 主唱者、協賛者の実施事項

  安全週間及び準備期間中に次の事項を実施する。

  
  
  • 安全広報資料等の作成、配布を行う
  • 様々な広報媒体を通じて広報を行う
  • 安全パトロールを実施する
  • 安全講習会を開催する
  • 安全に関する標語の募集を行う
  • 安全衛生に係る表彰を行う
  • 「国民安全の日」（７月１日）の行事に協力する
  • 事業場の実施事項について指導援助する
  • その他「全国安全週間」にふさわしい行事を行う


• 実施者の実施事項

  安全を最優先する企業文化を醸成するために、各事業場では次の事項を実施する。

  
  
  • 安全週間及び準備期間中に実施する事項
  
  
  1. 経営トップは安全について所信を明らかにし、自らが率先して職場の安全パトロールを行い、安全について従業員への呼びかけを行う
  
  
  2. 今後の安全の進め方について考える職場の集いを催し、関係者の意志の統一、安全意識の高揚等を図る
  
  
  3. 作業上の注意喚起の「見える化」など、分かりやすく全員で取り組みやすい安全活動の募集及び発表を行う
  
  
  4. 安全旗の掲揚、標語の掲示、安全関係資料の配布を行う
  
  
  5. 作業を直接指揮する優良な職長などの顕彰を実施する
  
  
  6. 安全についての作文、写真、標語の募集及び発表を行う
  
  
  7. 安全に関する視聴覚教材などを活用した講演会等を開催する
  
  
  8. 労働者の家族に対し、安全についての文書の送付、職場見学等を行い、家族の協力を求める
  
  
  9. ホームページ等を活用し、自社の安全活動について社会に発信する
  
  
  10. 緊急時の措置について必要な訓練を行う
  
  
  11. 「安全の日」等の設定を行う
  
  
  12. その他安全週間及び準備期間にふさわしい行事を行う（本週間7月5日にＡ．ＢＭミツガシ安全大会を実施する）
  
  
  
  
  • 継続的に実施する事項
  
  
  1. 全般的事項
  
  
  1. 安全衛生管理体制の確立と自主的な安全衛生活動の促進
  
  
  1. 総括安全衛生管理者、安全管理者又は安全衛生推進者の選任、安全委員会の設置等安全衛生管理体制の整備及びその活動の活性化
  2. 危険性又は有害性の特定、リスクの見積り、リスク低減措置の検討などを行い、その結果により安全対策を実施するリスクアセスメントの実施
  1. 「危険性又は有害性等の調査に関する指針」、「化学物質等による危険性又は有害性等の調査に関する指針」、「機械の包括的な安全基準に関する指針」に基づく適切なリスクアセスメントの実施
  2. 経営トップによる統括管理、安全委員会の活用を通じた労働者の参画等による実施体制の確立
  3. 機械の設計・製造者らによる機械の危険性等の通知作成及び機械譲渡者らによる通知の徹底
  4. 化学物質の譲渡提供時のラベル表示、化学物質等安全データシート（SDS）の交付による化学物質の危険性・有害性の通知の徹底及び事業者による事業場内で取り扱う容器等へのラベル表示の実施
  3. 労働安全衛生マネジメントシステムの確立をはじめとした労使による自主的な安全管理活動の推進
  4. 職場巡視、危険予知、「見える化」などの安全活動の提案、ヒヤリ・ハット対策等の日常的な安全活動の充実・活性化
  5. 安全に係る知識や労働災害防止のノウハウの着実な継承
  6. 労働安全コンサルタント等、外部の専門家を活用した安全診断の実施
  7. 安全作業マニュアルの整備、定期的な見直し
  1. 機械設備の運転操作、運搬等の定常作業に係る安全作業マニュアルの整備、見直し
  2. 修理、点検、トラブル処理等の非定常作業に係る安全作業マニュアルの整備、見直し
  3. 機械化、自動化、新しい原材料の導入等に伴う安全作業マニュアルの整備、見直し
  8. 事業場での労働災害の記録、分析及び再発防止対策の徹底
  
  
  2. 職業生活全般を通じた各段階での安全教育の徹底
  
  
  1. 安全教育計画の樹立と効果的な安全教育の実施
  2. 雇入れ時及び作業内容の変更時の安全教育の徹底
  3. 就業制限業務、作業主任者を選任すべき業務での有資格者の充足
  4. 危険業務従事者らに対する安全教育の実施
  5. トップ層から第一線の現場労働者までの階層別の安全教育の実施
  6. 安全管理者に対する能力向上教育の実施
  7. 事業場での安全教育担当者の育成
  
  
  3. 作業者の安全意識の高揚
  
  
  1. 災害事例の分析、具体的な災害防止対策の樹立及びその周知徹底
  2. 職場巡視、危険予知、安全提案制度、ヒヤリ・ハット対策など日常的な安全活動の充実・活性化
  3. 安全委員会等を通じた職場の安全問題への参画の促進
  4. 家庭に対する安全の協力の呼びかけの実施
  
  
  4. 女性労働者や高年齢労働者が活躍するための職場改善の推進
  
  
  1. 機械設備等作業環境の改善
  2. 作業方法、作業配置などの改善
  
  
  5. 緊急時の労働者の安全確保マニュアルの整備
  
  
  6. 快適な職場環境の形成の推進
  
  
  7. 労働時間等労働条件の適正化の推進
  
  
  2. 業種の特性に対応した対策及び特定の災害に対する対策の推進
  
  
  1. 東日本大震災に伴う復旧・復興工事での労働災害防止対策の推進
  
  
  1. 建築物の解体工事及び除染作業での労働者と解体用機械等の車両系建設機械との接触防止、高所からの墜落・転落災害防止対策の徹底
  2. 震災復旧・復興工事の進捗に応じた施工計画、作業計画の作成及びそれら計画に基づく工事の安全な実施
  3. 一定の工事エリア内で複数の工事が近接・密集して実施される場合、発注者及び近接工事の元方事業者による工事エリア別協議組織の設置
  4. 職長、新規入職者等に対する安全衛生教育の確実な実施
  5. 安全靴、保護帽、保護手袋、防塵マスク等作業内容に応じた保護具の使用
  6. 熱中症予防対策の実施
  
  
  2. 第三次産業の労働災害防止対策の推進
  
  
  1. 転倒、墜落・転落災害の防止対策徹底のため、職場内の危険箇所の特定、改善の実施
  2. 重量物取扱い作業、介護作業等の腰痛予防対策の徹底
  3. 職場の４Ｓ活動（整理、整頓、清掃、清潔）、危険予知活動の推進
  4. 交通労働災害防止教育の実施
  5. 安全衛生責任者による職場の安全点検及び改善の実施
  6. 安全衛生責任者、労働者等に対する教育の徹底
  
  
  3. 陸上貨物運送事業の労働災害防止対策の推進（交通労働災害防止活動の推進を含む）
  
  
  1. 荷役作業中の荷台からの墜落・転落防止対策の徹底
  2. 荷主との合同による荷役作業現場の安全点検及び改善の実施
  3. 交通労働災害防止のための管理体制の確立
  4. 適正な労働時間等の管理及び走行管理の実施
  5. 交通労働災害防止のための教育の実施
  6. 交通労働災害防止に対する意識の高揚
  
  
  4. 建設業での労働災害防止対策の推進
  
  
  1. 元方事業者による統括安全衛生管理と関係請負人に対する指導の徹底
  2. 足場からの墜落防止措置や手すり先行工法等「より安全な措置」の実施、足場の設置が困難な場合の安全帯（救出に時間を要する場所においては、ハーネス型安全帯）の使用など、高所作業中の墜落・転落防止対策の徹底
  3. クレーン、移動式クレーン、解体用機械の車両系建設機械の検査・点検整備及び安全な作業方法の徹底
  4. 安全衛生教育推進計画の整備及び職長教育、新規入職者教育、建設工事に従事する労働者に対する安全衛生教育等の徹底
  5. 熱中症予防対策の実施
  
  
  5. 製造業の労働災害防止対策の推進
  
  
  1. 機械譲渡者等による機械の危険性の通知を活用した「機械の包括的な安全基準に関する指針」に基づく安全な機械の採用及び使用
  2. 安全管理者等の安全担当者の能力向上教育の実施
  3. 雇入時、作業内容変更時の安全教育の徹底
  4. 元方事業者による同一現場で働く請負事業の労働者や派遣労働者を含めた総合的な安全管理の徹底
  5. 派遣労働者の派遣先事業場の労働災害防止のための措置義務の徹底
  
  
  6. その他の労働災害防止対策の推進
  
  
  1. 林業での労働災害防止対策の推進
  1. 新規就業者等経験の浅い労働者に対する安全衛生教育の徹底
  2. 間伐作業での安全対策の徹底
  3. 安全な手順に基づく「かかり木」処理の徹底
  2. 爆発・火災災害防止対策の推進
  1. 「化学物質等の危険性又は有害性の表示又は通知等の促進に関する指針」に基づく化学物質の譲渡提供時のラベル表示、化学物質等安全データシート（SDS）の交付による化学物質の危険性・有害性の通知の徹底及び事業者による事業場内で取り扱う容器等へのラベル表示の実施
  2. 化学設備の定期自主検査の計画的な実施
  3. 化学設備の改造、修理など作業の注文者による文書等の交付、工事発注者と施工工事業者との連携の実施
  4. 特殊化学設備に対する過去のリスクアセスメントの確認及び必要に応じてのリスクアセスメントの見直し
  
  
  
  
  
  
• A.BMミツガシの取り組み

  以上を受けて、当社の今年度の取り組みは、以下のとおり実施します。

  
  
  • 経営トップらによる現場安全パトロールの実施
  
  
  • リスクアセスメントの確実な実施と周知
  
  
  • 建設業労働安全衛生マネジメントシステムの実施
  
  
  • 「三大災害」（墜落・転落災害、建設機械・クレーン災害および倒壊・崩壊災害）防止対策の徹底

    低層住宅建築工事における足場先行工法の徹底、手すり先行工法の活用並びに改正労働安全衛生規則に基づく足場からの墜落防止対策の徹底

    
    
    1. 建設機械､クレーン等の点検整備並びに作業計画に基づく安全な作業の実施
    2. 強風時等における風散防止のための徹底措置
    3. 安全衛生管理体制の確立
    4. 店社および作業所の安全衛生管理体制の整備・運営
    5. 店社における作業所の指導・支援体制の確立
    6. 「リスクアセスメント建設業版マニュアル」に基づくリスクアセスメントの確実な実施
    7. 工事施工計画（作業計画書を含む）作成時のリスクアセスメント実施
    8. リスクアセスメントの結果を取り入れた作業手順書の作成（リスク低減措置を盛り込む）、および工程打合せへの反映と当該作業手順書による安全作業の実施の確認
    
    
  • 熱中症予防対策の徹底

  特にＡＴＫＹ時に防水工全作業員の体調確認と適正配置、作業員の休憩、水分・塩分の補給、外気温により工事の一時中断も考慮する

  
  
  • 安全衛生教育の推進
    1. 熱中症予防の為の作業教育の実施（毎度繰り返しの教育
    2. 職長・安全衛生責任者等のリスクアセスメント教育の実施（現場毎に随時）
    3. 酸素欠乏症など防止対策の徹底

       ピット内の酸素欠乏危険場所の作業に当り酸素濃度、硫化水素濃度の測定および作業主任者の直接指導による作業の確認

    4. ヒューマンエラーによる労働災害防止の為の安全衛生教育の実施。特に、現場毎に随時送り出し教育の実施。また、日々の一人ＡＴＫＹ（指さし点検）の徹底
    
    

  • 不安全行動による労働災害防止の徹底
    1. 「危険予知活動｣､「ヒヤリ・ハット運動｣､「ひと声かけあい運動｣､「一人ＡＴＫＹ｣､「グーパー運動｣､「指差確認運動」など積極的に実施
    2. 作業手順書に定めたリスク低減策、危険予知活動で決めた対策の確実な実施
    3. 安全帯等保護具使用の徹底
    4. 「近道・省略行為」の禁止
    5. 「送り出し教育｣、「新規入場者教育」など安全衛生教育の実施
    
    

  • 関係者の安全意識の高揚
    1. 経営トップらによる安全についての決意表明
    2. 店社または作業所単位の安全衛生大会の開催
    3. 優良協力会社、作業グループ等の表彰の実施
    4. 安全衛生責任者、職長らによる職場安全懇談会の開催
    5. 家族とともに安全衛生の大切さの話し合い
    
    

  • 安全パトロール等の安全活動の実施
    1. 経営トップらによる現場安全パトロールの実施
    2. 作業所一斉の工事用機械・設備などの安全点検、整理整頓、清掃等による作業環境の整備
    
    

  • 安全衛生教育･訓練の実施
    1. 安全衛生に関する勉強会、研修等の実施
    2. 安全衛生に関するパソコン、ビデオの映写、講演会等の開催
    3. 緊急時の措置についての必要な訓練の実施
    
    

  以上当社としましては、全国安全週間の準備期間および本週間中に経営者をはじめ関係者が取り組むべき事項をまとめた「全国安全週間実施要項」に基づき実施計画を策定し、トップの強力なリーダーシップの下に、関係者が一体となって、労働災害の防止に万全を期する所存です

  各位におかれましては、本実施要項を参考に、各社の実情に即した実施計画を策定し、皆様で力を合わせて実施するように要請お願い致します。また、製造メーカー・商社のご担当の皆さまにおかれましても、現場調査など同行時の安全および、現場へ資材の納入に関して配送の運送会社への安全・交通ルール・現場内および現場周辺のルール等、指導教育・各種伝達事項の徹底をお願い致します。（特に近隣への配慮、第３者災害の防止）

  なお、本日の安全大会が安全意識の高揚および効果的な安全衛生管理に有益な日でありこのように皆さまに御出で頂き開催出来たことを感謝申し上げます。ありがとうございました。

  来年は更にもっと多くの協力会社及びメーカー各社の皆さまを集めて開催出来るように努力して参りますので、本日ここにいらっしゃる皆様一人一人のお力を借りて本年度は、既に不休災害が１件発生してしまいましたが、本日よりまた心も新たに『災害0の達成』をお願い致します。

  それではまた来年もこの場所でお会いするまで「ご安全に〜！」

  
  

  平成26年7月5日

  代表取締役

  秋山　浩文